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動物の栄養学

 投稿者:私は獣医ですが  投稿日:2008年 6月 4日(水)10時34分44秒
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  動物の栄養学は大学の授業ではあまりなかったと記憶しています。メインは牛・馬で犬猫はほぼなかったのではないでしょうか。まだまだ獣医は産業動物の教育に重点が置かれています。卒業後、臨床に出て栄養学についてそれだけを勉強することもありないように思えます。
ある病気に対しての適したフードは何か、原料は?栄養素の比率は?毎日どのようなフードを飼い主さんに与えてもらえばいいか?動物版管理栄養士がたくさんいればいいのでしょうが、まずいませんよね。医師がどの程度患者さんにアドバイスしている知りませんが、職業として管理栄養士が成り立つ位ですからほとんど任されていると思います。
犬猫の栄養学もまだまだ人に比べ遅れをとって未知の部分が多いです。種差もあり犬と猫でも違いますよね。
毎日愛犬、愛猫のためにご飯を作れる飼い主さんはどの位いるでしょうか?
しかも、栄養学の知識の上で作れる人は。一般飼い主はまず難しいでしょうね。
何人かの飼い主(健康体の犬でしたを飼っていました)さんが手つくりフードが与えていましたが、手に負えなくなってドッグフードにしてました。犬は体重変動が激しかったですね。このようば場合でも臨床獣医師が毎日の食事メニューを作成なんて無理です。
獣医療は人の生活が優先になったうえで行われるものです。
管理栄養士さんのように知識が豊富ならペットフードは異常だなんて思うでしょう。
結局のところ、ペットフードメーカーの治療食を与えてもらうしか選択肢としてはありません。
メーカーのモラルを信頼するしかないのです。


ただ、そもそも正直、長期保存が可能な食べ物自体を毎日食べてどうなの?なんてもおもいますけど。
牛に肉骨粉(牛は完全に草食動物ですよね)を与えていた位ですから、人の食べ物も安全ではないでしょうね。
自分が毎日食べているものですらカロリー、栄養素に不安はありますよ。

私はストラバイト出ても、肝臓の数値が高くてもすぐには治療食なんて短絡的には考えません。まず日常で与えているもの(多くはおやつなどの副食)や体重管理を改善してもらいます。
治療食はやはり必要であって否定はしません。使い方でしょう。安売しているフードは否定しますが。
犬猫の長期の栄養管理は飼い主さんの時間と経済力、かつそれを続けられるかを考慮しないとできません。

食べ物は体の基本ですからね、薬より大事なことですよと説明してますけど。
毎日良質なご飯を与えるにはどのようにしたらいいと思いますか?
 
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